上記の「愛子宿場」の歴史遺産を多くの方に知っていただくため、案内表示板の設置案を地元の歴史サークル及び関山街道フォーラム協議会が仙台市教育委員会生涯学習部文化財課の指導のもと仙台市文化遺産活性化事業として文化庁に平成30年度文化芸術振興費補助金(文化遺産総合活用推進事業)を申請し、「作並街道沿い案内表示板設置事業」が補助金の対象となりました。
■「作並街道沿い案内表示板設置事業」
作並街道沿いには「定」の定められた土地が「愛子」「熊ケ根」「作並」の三ヶ所存在しました。この三ヶ所を中心に宿場町としての史跡等に案内表示板を設置する事業のこと。平成30年度は「愛子」地区において土地所有者や仙台市など各所のご理解をいただき、愛子宿場史跡全11ヶ所に案内表示板付き標柱を設置するプロジェクトを開始しました。
■各標柱にQRコードやAR機能を付与
QRコードやAR機能によりスマートフォンやタブレットと連動し、教育現場での使用や各種イベントにも広く対応することができ、観光やウォーキングコースへの活用を提唱します。
愛子宿めぐりのロゴマークは愛子にまつわる龍神の姿と、愛子宿をぐるりと一周めぐってほしいという思いを込めて制作しました。
龍神のお話しはこちらから読むことができます。この龍神のお話しは愛子では毎年子どもたちに紙芝居を上演し地域で大切に受け継がれています。
仙台市では健康増進のため、ウォーキングを推奨しております。愛子宿をめぐり歴史に触れながら歩いてみませんか?